近視の原因について

近視は屈折異常の一つで、見たものが網膜の位置より手前で像を結ぶ状態のものです。通常、角膜から網膜までの距離が長すぎるか、角膜あるいは水晶体の光の屈折率が大きすぎるときに起こります。

近視になる原因は、意外なことに、はっきりとしていないようです。専門家内においても、それは諸説さまざまですが、現在最も支持されている説は遺伝によるものということです。

わたしが子供のころには、親から、「本は30センチ以上離して読みなさい」とか、「もっと明るい所で読みなさい」とか、「テレビはもっと離れて見なさい」とかよく言われていました。しかしどうやら近視を防ぐ、科学的な根拠はないようです。実際、わたしの父親が近視で、わたしを含めた兄弟三人全員が近視です。確かに遺伝の影響が大と言えそうです。

遺伝以外の後天的な要因がまったく近視に影響を与えない、ということもまったく考えられなくはないとも思えるのですが、遺伝が根本的な原因なら普段の生活において近視を防ぐ方法はないでしょう。せいぜい、目に負担をかけすぎないようにしておくことぐらいでしょうか。

ただし、目の疲労などにより、一時的に目が近視状態になっている場合は正常の状態に戻ることはよくあるようです。

そして一般的な近視の矯正方法は、メガネ・コンタクトレンズの使用、あるいはレーシックなどの矯正手術などで、光の屈折率を変えることによっておこなうことになります(網膜までの距離そのものを変えることは困難です)。