コンタクトレンズのトラブルについて
わたしがメガネを使っていた期間が、およそ30年間で、そのうちの最後の25年間はコンタクトレンズも併用していました。
そしてコンタクトレンズを使い始めたころは、今のように使い捨てのものはなく、種類も少なく、今ほど多くの人がコンタクトレンズを使用していたわけではありませんでした。
しかし、現在は使い捨てコンタクトレンズの普及もあり、日本では1500万人以上の人がコンタクトレンズを利用しているようです。
しかし、手軽になったぶん、適切な利用をしない人も増え、目にトラブルが発生する人の数も増加しているようです。
社団法人日本眼科医会が行った、コンタクトレンズによる眼障害調査によりますと以下のように報告されています。
- 眼障害を起こしたコンタクトレンズの種類は、使い捨てを含むソフト系コンタクトレズが全体の67%となっています。 ソフトとハードの利用者の割合がわからないのですが、ソフトコンタクトレンズのほうが、ハード系よりも障害を起こしやすいようです。
- 眼障害を起こした人の使用時間としては、一日8時間以上使用している人が全体の92.5%となっています。 やはり一般的に利用時間が長くなるにつれて、眼に障害が起こる確率が高くなるようです。
- 眼障害を起こした人のうち、コンタクトレンズを作ってから、一度も定期検査を受けていない割合が60.5%となっています。 わたしもほとんど受けたことがありませんでした。
- 眼障害を起こした人の自覚症状としては、充血が51%、疼痛49.3%、異物感36.8%となっています。
- 他覚的所見(医師の所見という意味でしょうか)によりますと、充血46.5%、角膜表面のきず(上皮びらん)37.6%、角膜浸潤19.1%、角膜点状混濁17.8%となっています。
- 眼障害を起こした人のコンタクトレンズの状態としては、汚れ38.6%と最も多く、さらに利用方法としては、長時間装用35.4%、洗浄不適25%となっています。
コンタクトレンズは手軽で便利な反面、利用方法を誤ると眼に重大なトラブルを引き起こす原因になります。
長時間装用を避け、レンズを清潔に保ち、定期検査を受けることがトラブル防止に最も有効な方法と言えそうです。



